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チュートリアル

  1. TUTORIAL
  2. EU TPD2 (revised Tobacco Product Directive)

EU TPD2 (revised Tobacco Product Directive)

For those English-speaking vapors who wish to know more about this Directive, I would recommend to read the following article:
The future of vaping changes in May 2016

This article is written from the UK shop perspective; however I found it a great summary of how the Directive will hit vapors in general.

 

ここでは、2016年5月20日に施行されたEU Directive 2014/40/EU (通称EU TPD2/revised Tobacco Product Directive) がVapingに与える影響を考察したいと思います。

EU TPD2は基本的にEU圏内におけるタバコ関連製品の製造、マーケティングと販売を規制するために制定されたEU各国に対する指針で、残念なことにここにVape関連製品も含まれてしまいました。

ここで留意していただきたいのですが、このTPD2はEUが加盟国に与える立法指針であり実際の立法と運用は加盟国各国で異なる、という点です。 実際EUの盟主ドイツはかなり厳格な立法を行いましたし、EUからの離脱を真剣に検討しているイギリスでは比較的緩やかな規制になっています。

またTPD2特有の問題として、実際何がどう規制されるのか、が現時点であまり明確になっていません(指針を策定した人達がよくわかっていないのだと思われます)。このためショップやアトマイザーメーカー、リキッドメーカーが各自異なった対応をしているというのが現状です。この辺りは各国が自国での運用方針を決定していく過程で明らかになっていくと思います。が、いずれにしても業界に大打撃を与えるのは間違いないと思われます。

以下、現在判明している規制を列記します。
あらゆる形式での広告・プロモーションの禁止。
Vape関連のフォーラムやYouTube等でのレビューも禁止される可能性が高いです。この規制のため、多くのアトマイザーメーカーさんが各自のFBページをシークレットに変えました。また、これを受けてVapor Wallが復活しました。

クロスボーダー販売の禁止。
例えばドイツのショップは国外にVape製品を売れなくなります。他国ではどうなるのかを現在調査中。が、何れにしても逃げ道はありそうです。

ニコチン入りリキッドの10mlボトル以上禁止。
1日1本でいきましょう。

リキッドのニコチン量は20mg/mlまで。
これはみんな 大丈夫、多分。

容量2ml以上のカートリッジやタンクの禁止。
これがあったのでSvoeMestoはKayfun 5のテストを早々に切り上げてEUでの販売に踏み切りました。

リキッドをチャージする際に漏れないこと。
これはアトマイザーに対する無理難題。現在販売されているRBA、RTA、RDA全部ダメかも。しくじったら漏れるもの。

供給するニコチン量の一定化。またニコチンを含んだ原液が口に入らないこと。
これもアトマイザーに対する無理難題。現存のRBA、RTA、RDAでは無理でしょ。何より各個人のVapingスタイルで変わりますよ。

製品検査の義務。
新製品は、上市6ヶ月前に申請し検査機関の検査を受けることが義務づけされました。検査費用は国によって異なりますが、50万円程になると予想されています。新しいリキッドを開発して、4種類の異なったニコチン強度で売る場合、50万円 ×4掛かります。リキッド作りが割に合わなくなりますね。

 

 

因みにバッテリーモッドは、現在のところ規制の対象とはなっていません。なので、バッテリーモッドのメーカーさん達は比較的のんびりされていますね。

また、現在はTPD2施行に伴う暫定的処置として、現在市場に流通しているVape関連製品に関しては、2017年5月20日まで販売が許されています。気になるEU製のリキッドやアトマイザー製品があるなら、今が最後のチャンス、かも。

それ以降は、2ml以下のアトマイザーで10mlのリキッドをちびちびやるのが王道かと。

クラウドチェーシング?もう無理やね。規制前のヨーロッパ製アトマイザーが$4000で取引される日も近いかも。